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2004第11回 Vリーグ

MEN

サントリーの連覇が遂にストップ、東レに初の栄冠輝く

開幕から20連勝を決めて一気に波に乗ったのは東レ。「総力結集」というキャッチフレーズの下、前年の入替戦の悔しさを胸に、チーム一丸となって苦しい練習を耐え抜き、“その日の調子がいい選手を使う”という、長い歴史を歩むトップリーグでも初めてと思われる矢島監督の采配がことごとくヒットした。その勢いのままに決勝戦へと進出した東レは、NECの速いコンビバレーに手を焼いたものの、アブラーモフを中心とした気持のこもったバレーで逆境を跳ね返し、2連勝。日本リーグ時代を通しても初めての国内リーグ制覇を果たした。

WOMEN

テクニシャンの仁木らが奮闘、圧巻の試合運びで優勝はNEC

このリーグで、10年連続の四強入りを果たしたNECと、前回のリーグ覇者パイオニアが争った決勝戦。互いに1勝1敗で、優勝のゆくえは第3戦へと持ち越された。NECはセットカウント2-1とリードするも、第4セットで追い込まれる展開。しかし7-13から高橋のサーブを起点に、驚異的な追い上げを見せて13-13で同点に追いつく。今度は大友のサーブから逆転を果たすと、さらに仁木のサーブで23-17、マッチポイントは大貫のサービスエースが決まって、見事な優勝を決めた。
MVPに決まったのは、レシーブでも貢献したうえ、168㎝という小柄な体をいっぱいに使って打ちまくった仁木。優勝インタビュー中に受賞の知らせを聞くと、涙ながらにその喜びを語った。