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セミファイナルの接戦を抜け出し、パナソニックがVリーグ初制覇
南部監督の率いるパナソニックがファイナルでも力を発揮し、念願のリーグ初優勝を成し遂げた。セミファイナルリーグ戦ではレギュラーラウンドを1位通過したサントリー、同じく3位通過の東レと2勝1敗で並んだが、わずかな差の2位でここを抜け出し、日本一を決める舞台へと進出。リベロ永野の好守から、サウスポーの山本や安定感のあるフォンテレス、新人賞を獲得した白澤らの攻撃で質の高いバレーを展開した。WOMEN
粘りのバレーで主砲デラクルスを生かした東レが悲願の初V
デラクルスと木村のエース対角で攻める東レと、ロンドンの強打を最大の武器とするデンソーがぶつかったファイナル。レギュラーラウンドから強さの光った東レがセミファイナルも全勝で通過し、最後の決戦でも相手エースに対する守りを固めて粘りのバレーを展開した。4セット目には木村が負傷交代したが、一丸となってデラクルスへとボールをつなぎ3-1で勝利。とうとう待ち望んだ栄冠を手にした。MVPの荒木はベスト6にスパイク賞、ブロック賞も獲得。最後の得点も荒木のブロックだった。