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決勝戦で歴史的な名勝負を制したパナソニックに栄冠
2年ぶりの開催となったファイナルでは、近年のバレーファンにも記憶に新しいであろう、パナソニックと東レの大熱戦が展開された。1、2セット目をわずかな差で奪い取ったパナソニックがそのまま押し切るかと思われた第3セットには、東レがディフェンスからの驚異的な粘りで、MVPを受賞した福澤らの猛攻をしのぎジュースへ。実に40点を超えてサイドアウトが続いたが、米山らの活躍でこのセットは東レが奪い返した。結局フルセットにもつれこんだ末、気持を切り替えたパナソニックが何とか勝利。2時間半に及ぶ激戦を制して優勝を飾った。WOMEN
再び連覇への道を刻むか、東レが女王に返り咲く
3年ぶりに、東レと久光製薬がファイナルで顔を合わせた。勝負を決めたのは第1セット。石田や新鍋、フォフィーニャの攻撃で得点する久光製薬に対し、荒木を軸として2年前までの優勝メンバーをずらりとそろえる東レは一丸となって立ち向かう。ジュースの連続となった熱戦は30点を超えてようやく決着がついたが、このセットをもぎ取った東レの前に、久光製薬はその後が続かなかった。若い二見の活躍もあって東レがストレート勝利。最短で、女王の座へと返り咲いた。